エルモサ バラ-ローズピンク色のカップ咲きで弁端が反る-イパネマおやじ

エルモサ (Hermosa) は、原種系チャイナには珍しく多くの花弁数のあるカップ咲きになります。チャイナ系統とは、ロサ・キネンシスとロサ・ギガンテアをもとに中国で育成されてきたバラと、中国からヨーロッパへもたらされた品種群をさします。茎にはトゲが少なく、ほとんどの品種が春から秋まで開花します。

エルモサは花弁の外側が少し反り返る

非常に花つきがよく満開時は株全体を覆うように咲きます

段落の仕切りライン大

  • 3~5輪の房咲きになり、花つきがよい原種系のチャイナ系統。
  • 分枝がよく、細かい枝が多くでます。
  • 花弁数がとても多いカップ咲きになります。
  • 花弁の端が少し反り返って咲きます。
  • 耐病性は、うどんこ病に弱い。黒星病には普通。共に定期的な薬剤散布は必要です。

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エルモサはほのかなローズ・ティー香があります

樹勢は普通だが葉数も多くよく茂ります

エルモサは数輪の房咲きになります

花枝が短めでゴツゴツした感じがしますね

エルモサは春から秋まで繰り返し咲きます

5輪前後の房咲きになり多くの花を咲かせます

エルモサは半横張り性の樹形

花名のエルモサとはスペイン語で”美しい”という意味

  • 品種名:エルモサ Hermosa
  • 作出国:フランス
  • 作出年:1832年
  • 作出者:Marchesseau
  • 系統:[Ch] チャイナ(B ブルボンに分類されることもある)
  • 交配親:
  • 咲き方:四季咲き
  • 花形:カップ咲き
  • 花径:小中輪(5cm・花弁数26~40枚)
  • 香り:中香(ティー・ローズ香)
  • 樹形:半横張り性
  • 樹高:90cm
  • 撮影:花菜ガーデン 2017年5月

花壇に混植すると他の花とよくなじむ

バラ園の風景:花菜ガーデンにて

花菜ガーデンの風景

園芸メモ・バラの栽培用語:受粉⇒雌しべの柱頭に、雄しべの花粉が付くこと。受粉すると、花粉から花粉管が伸びて胚珠に達した後、胚珠の卵細胞と花粉管の精核が融合し受精が行われる。自然に受粉しずらい場合は、人工授粉が行われる。

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