フェルゼン伯爵 バラ-ベルサイユのばら-イパネマおやじ

フェルゼン公爵 (Le Comte Fersen) は、「ベルサイユのバラ」シリーズの中の一品種です。中輪サイズ系統では珍しい、ブルー系特有のダマスク・モダンとティー系の混じる強い芳香があります。(別名はSingin’ The Blues)

フェルゼン公爵はフロリバンダ系統のバラ

開花するにつれ弁端に赤みが入る

  • 数輪の房咲きになり、花つきと花もちがよい品種。
  • 花弁の巻きもツボミの時期からシッカリとして、開花までも整った花姿を楽しめます。
  • 2010年ローズヒルズ国際コンクール芳香受賞。
  • 耐寒・耐暑性に優れている。
  • 耐病性は、うどんこ病には強い。黒星病には普通ですが、定期的な薬剤散布は必要です。

段落の仕切りライン

フェルゼン公爵は波状弁高芯咲き

ツボミの時期は濃い紫色で高芯になっていますね

フェルゼン伯爵は開花が進むと弁端が赤みが増してくる

開花するとラベンダー色の波状弁咲きになります、花弁数は20枚程

フェルゼン伯爵は3~5輪の房咲きになる

紫系のバラにありがちな耐病性の弱さがない

  • 品種名:フェルゼン伯爵 Le Comte Fersen
  • 作出国:フランス
  • 作出年:2009年
  • 作出者:Meilland International
  • 系統:[F] フロリバンダ
  • 交配親:(Yves Piaget × Doris Tysterman) × ( Lancom × Shocking Blue)
  • 咲き方:四季咲き
  • 花形:波状弁高芯咲き
  • 花径:中輪(8cm・花弁数17~25枚)
  • 香り:強香(ブルー系)
  • 樹形:半直立性
  • 樹高:100cm
  • 撮影:花菜ガーデン 2017年5月

成株になるとシュートの発生が緩慢になる

バラ園の風景:春の花菜ガーデン

花菜ガーデンの風景

園芸メモ・バラの栽培用語:シュート⇒1本の茎と、それに付く葉やトゲを含めたもの。{同義=苗条(びょうじょう)・芽条(がじょう)}

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