ピンクプロスペリティ バラ-濃いピンク色の八重からロゼット咲きへ-イパネマおやじ

ピンク プロスペリティ (Pink Prosperity) は、春の花後から秋まで、シーズンを通してサイド・シュートがよく発生します。ピンク色で八重の半剣弁咲きから、やがてロゼット咲きに変わる強健な品種です。

開花時は八重咲きで、やがてロゼット咲きに変わりますよ

丈夫な幹は分枝が活発で枝数が多く育ちます

  • 大きな房咲きになり、非常に花つきがよいバラ。
  • 花もちもよく、長い期間にわたり咲き続けます。
  • 春の花つきは特に見事で、株全体を覆いつくすほどに咲き乱れます。
  • 葉は濃緑色で艶があり、よく茂ります。
  • 強健で、半日陰でもよく育ちます。
  • 耐病性は、うどんこ病には弱い。黒星病には強い品種です。
  • 近縁種
    白色で同じく八重の半剣弁カップ咲きで開き始めて、後に平咲きになる「プロスペリティ」があります。この種の枝変わりが、ピンクプロスペリティといわれていますが、交配品種だとする説もあります。

段落の仕切りライン大

数え切れないほどの房咲きになるバラ

ホント!数え切れない程たくさんの房咲きですネ これだけ花つきが多い品種も少ないでしょう

系統はハイブリッドムスクだがつる性バラのように伸長する

支柱に沿って伸長する枝は4m以上にもなります

ピンクプロスペリティが春の日差しに当たって明緑色の葉が美しい

春の日差しで透けるほど肉薄で柔らかい葉です

花つきが非常に良いバラで、株全体を覆いつくすほど

春の花後も次々とサイド・シュートを発生させます

ピンクプロスペリティの枝は400cm近く伸長します

春に咲く花は、株全体を覆う程に多くの小中輪を咲かせます

  • 作出国:イギリス
  • 作出年:1931年
  • 作出者:Bentall
  • 系統:[HMsk] ハイブリッドムスク
  • 交配親:Marie-Jeannee × Perle des Jardinsの枝変わり
  • 咲き方:四季~返り咲き
  • 花形:八重半剣弁カップ咲き
  • 花径:小輪(4cm・花弁数17~25枚)
  • 香り:微香
  • 樹形:半横張り性
  • 樹高:400cm
  • 撮影:京成バラ園 2016年6月

秋に返り咲いた花が初冬まで咲くこともあるバラ

バラ園の風景:旧古河庭園にて 旧古河庭園のバラ

園芸メモ・バラの栽培用語:元肥(げんぴ・もとごえ・もとひ)⇒苗の植え付け時に、植え穴をよく耕して混ぜ込んでおく肥料。長期間にわたり、肥料の効果が持続するように緩効性肥料を使います。

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