ザンガーハウザーユビレウムスローゼ バラ-繊細な雰囲気のバラ-イパネマおやじ

ザンガーハウザーユビレウムスローゼ (Sangerhauser Jubilaumsrose) は、アプリコットからピンク色へ変化する微妙な色合いで魅力あるクラシカルな花形をしています。ドイツにある、5000種類を越えるバラが栽培されている広大なバラ園「ザンガーハウゼン・バラ園」の開園100周年を記念して作出されたバラです。

ザンガーハウザーユビレウムスローゼは淡いピンク色の花色

花弁の表面が鮮やかな桃色で裏は淡いオレンジ色のバラ

  • 数輪の房咲きになり、花つきがとてもよいバラ。
  • 花弁サイズは10cm前後で、花弁数は45~50枚。
  • シュートの発生が活発で、枝が太く力強い大株になるバラ。
  • 秋は花枝が、元気に長く伸びる。
  • 少し日当たりが悪くても、丈夫に育つ品種。
  • 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに強い。月間1回の薬剤散布をしておけば、更に順調な生育が望める。

段落の仕切りライン大

ザンガーハウザーユビレウムスローゼは繰り返し咲き続けます

樹勢がとても強くどんどん新芽を出していきます。スペースは広めに確保しておきたいですね

ザンガーハウザーユビレウムスローゼはアプリコットからピンク色へと変化します

花弁の色はアプリコットで弁芯近くが淡い黄色の繊細な印象のバラですね

ザンガーハウザーユビレウムスローゼは耐病性に優れている抜群の強健種です

満開時には株全体を覆うほどに花をつけます

ザンガーハウザーユビレウムスローゼの葉色は濃い緑色で光沢のある照り葉

開花は高芯からアンティークな花形に変わります

ザンガーハウザーユビレウムスローゼは病気には全くかかりません

濃緑色の葉は厚みがあり照り葉で美しい

  • 作出国:ドイツ
  • 作出年:1993年に、W. Kordes & Sons が作出
  • 作出者:2003年に、W. Kordes ‘Söhne (Retail) が発表
  • 系統:[F] フロリバンダ
  • 交配親:(Roseromantic × Heckenfeuer)× Bernstein-Rose
  • 咲き方:四季咲き
  • 花形:丸弁平咲き
  • 花径:中輪(8cm・花弁数26~40枚)
  • 香り:中香
  • 樹形:横張り性
  • 樹高:140cm
  • 撮影:京成バラ園 2016年5月

それなりに樹形がまとまるので大鉢仕立てもよいバラ

バラ園の風景:春の神代植物公園・バラ園

神代植物公園の風景

園芸メモ・バラの栽培用語:芽条変異(同義=枝変わり)⇒植物に突然変異がおきて、一部の枝が本来とは異なる性質が生じること。発生した性質が好ましい場合は、挿し木や接ぎ木等の栄養繁殖で増殖して、新品種とする。

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