つるバラを育てるー3 バラの園芸・作業|イパネマおやじ

つるバラの多くは、ハイブリッドティー、フロリバンダ系統などのブッシュ・ローズよりも早い時期から、芽が動き出します。

春のつるバラの開花風景です

つるバラの生育期の手入れ

最も早い品種だと、3月下旬頃に開花するバラもあるくらいです。植えつけ1年目の株だと、花の咲くのは期待できませんが、2年目からは花を楽しむことができます。主な手入れは、病気と害虫の防除とは花後の手入れです。

つるバラの花がら摘み取り

  • つるバラの多くは、よく実をつけるので、実に養分をとられないように、花が終ったら迅速に花がらを切ります。
  • 野生種の中には、実を楽しむ種類があるので、これは剪定しないでおきます。
  • 多数の実をつける種類は、すべての花枝に結実させると翌年の花つきが少なくなります。
  • 一季咲き品種→実を楽しむ種類以外は、花枝の半分位の位置で切ります。

つるバラの花がら切りと誘引作業

  • 四季咲き品種
  • 花枝を10~15cm残して切ります。多くは2~3回繰り返し咲きます。
  • 例:[LCl] ラージ・フラワード・クライミング・ローズ(大輪咲きクライミング・ローズ)

夏に行うつるバラの花がら切り手順

  • 四季咲き性が強い品種
  • 一番花と、二番花の花がら切り
  • 例[HMsk] ハイブリッド・ムスク

つるバラの一番花の花がら切り

つるバラの花がら切り

新しいシュートの処理

  • 花後に伸びてくるシュートは、立てた支柱に沿わせて真っ直ぐに伸ばしておきます。
  • ランブラー系統は、伸びるたびに少しずつ誘引できる品種もあります。

夏のつるバラの手入れ風景

  • 病気と害虫の駆除
  • ※トップページの「バラの園芸・作業」内の”病気と害虫の駆除”ページを参照してください。

つるバラを育てるー1 つるバラを育てるー2

※トップページの「バラの園芸・作業」からも参照できます。