アントニオガウディ バラ-桃色のカップ咲きで花つきがよい-イパネマおやじ

アントニオガウディ (Antonio Gaudi) は、本来ヨーロッパでは、フロリバンダ系統なのですが日本の気候では、シュラブとして生長するのでつるバラに分類されています。イギリスの育苗家アラン・メイアンが作出したつるバラ「レオナルド ダ ヴィンチ」の枝変わり品種で、花色以外は性質や特徴などほとんど同じ。

アントニオガウディはレオナルドダビンチの枝変わり品種です

淡桃色に桃色のストライプが入るバラ

  • フロリバンダ系統の中では、大振りの花を咲かせるバラ。
  • 原産ではフロリバンダ種だが、日本ではシュラブになりやすく、つるバラとして扱われています。
  • 花弁質が丈夫なので、雨などによる傷みも少なく、花もちのよいバラ。
  • クォーターロゼット咲き~カップ咲きのバラ。
  • 夏の開花は少ないが、秋になると元気に返り咲きます。
  • 「レオナルド・ダ・ヴィンチ」の枝変わりです。花色以外の性質は、ほぼ同じ。
  • 耐病性は、うどんこ病には普通。黒星病には強い。うどんこ病の防除のために、月間3~4回以上の定期的な薬剤散布をしましょう。

段落の仕切りライン大

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アントニオガウディ半つる性で繊細で細い枝です

もう完全にシュラブ系統の樹形ですね

アントニオガウディは淡い桃色のつる性バラです

カップ咲きの整った花形で花もちがよりバラですね

花枝は短く前年の枝に花を咲かせます

シュートは中程度の太さで、しなやかで誘引がしやすい品種です

アントニオガウディの葉は濃い緑色で光沢があります

樹勢が強く黒星病に非常に強いです。ただしうどんこ病には普通なので定期的な薬剤散布は行いましょう

花弁は丈夫で雨などでも傷みにくいので長期間の開花を楽しめます

花枝は短く、前年枝の元から枝先まで花をつける

  • 作出国:フランス
  • 作出年:1993年
  • 作出者:Alain Meilland
  • 系統:[F] フロリバンダ(日本では気候の加減でシュラブ樹形になりやすいので、つるバラとして扱うことが多い)
  • 交配親:レオナルド・ダ・ヴィンチの枝変わり
  • 咲き方:返り咲き~四季咲き
  • 花形:クォーターロゼット咲き~カップ咲き
  • 花径:中輪(6cm・花弁数41枚+)75~80枚程度
  • 香り:微香
  • 樹形:つる性
  • 樹高:300cm
  • 撮影:横浜イングリッシュガーデン 2016年5月
  • シュートは中太でしなやか。誘引がしやすいつるバラ

淡い桃色の花弁に桃色のストライプが入る

バラ園の風景:都電荒川線三ノ輪橋停留場のバラ園

都電荒川線のバラ

園芸メモ・バラの栽培用語:農薬⇒農業に用いる薬剤のこと。殺虫剤、除草剤、殺菌剤、防黴剤(ぼうばいざい)、植物ホルモン等の薬剤の総称。

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