エミールノルデ バラ-純黄色系バラで褪色が少ない-イパネマおやじ

エミールノルデ (Emil Nolde) の花名は、ドイツの画家”エミール・ノルデ”に因んで付けられました。比較的コンパクトな樹形なので鉢栽培にお奨めの品種です。樹勢は普通で、黒星病に弱い品種です。

エミールノルデは丸弁カップ咲き

明るい黄色の丸弁カップ咲きのバラ

  • 花もちがよく、花首が細いのでうつむき気味に咲くバラです。
  • 花名はドイツの画家”エミール・ノルデ”にちなんで付けられました。
  • エミール・ノルデは樹形がまとまってコンパクトなので、鉢栽培にも向いています。
  • 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに少し弱い。月間4回以上の薬剤散布が必要です。薬剤の散布:バラの病気に同じ薬剤を使用し続けていると効きにくくなる場合があります(薬剤耐性菌の出現)。
  • 回避するためには、種類(作用性)の異なる殺菌剤のローテーション散布が必要です。それでも病原菌が好む状況は防ぎきれませんので、適期に予防をします。予防薬は、銅剤や硫黄剤、塩素系などの耐性のつきにくいものを4~5種類をローテーションで使うのがよいでしょう。

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※ バラの手入れや病害虫の防除⇒詳細はトップページの「バラの園芸・作業」をクリックしてください。

エミールノルデの花名はドイツの画家に因んでいる

一見は丸弁平咲きのようですね。カップ咲きからピークを過ぎると開き気味ですね

エミールノルデの花径は中輪サイズ

黄色系バラの弱点である病気に弱い傾向があります

黄色の花色でフロリバンダ系統のバラ

樹形は半横張り性でコンパクトですね。葉は濃い緑色で厚みがあります

樹形は半横張り性で幅100cm程に広がる

照り葉で黄色の花に緑色が映えるバラ

  • 作出国:ドイツ
  • 作出年:2002年に、Hans Jürgen Evers が作出
  • 作出者:2002年に、Tantau Roses によって発表
  • 系統:[F] フロリバンダ
  • 交配親:
  • 咲き方:四季咲き
  • 花形:丸弁カップ咲き
  • 花径:中輪(8cm・花弁数17~25枚)
  • 香り:中香
  • 樹形:半横張り性
  • 樹高:120cm
  • 撮影:生田緑地ばら苑 2014年10月

コンパクトな樹形でベランダ栽培にも向いている

バラ園の風景:早春の多摩グリーンライブセンター

春のバラ園 大船植物園

園芸メモ・バラの栽培用語:灰色かび病⇒葉・花弁・茎などに、灰色のカビが生えて腐る病気。花が開かなくなったり、ひどく腐敗するので初期に対策しないと広がってしまう。発生時期は6~7月の梅雨時は要注意です。

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