ウィリアムシェークスピア2000 バラ-クォーターロゼット咲きのER-イパネマおやじ

ウィリアムシェークスピア2000 (William Shakespeare 2000) は、大輪のクォーター・ロゼット咲きで、クレムゾンレッドの花色と株立ちは、花壇の中でも他を圧倒する存在感があるバラです。

ウィリアム・シェークス・ピア バラ

濃い紫色の浅いカップ咲きのバラ

  • 咲きはじめはディープカップ咲きで、すぐにシャローカップのクォーター咲きに変わる。
  • ウィリアム・シェークスピア2000は、夏季は花色が浅いが、秋になると濃いパープル色になります。
  • 既存の枝からのサイドシュートがよく出て、大小のトゲが多くあるバラ。
  • 花名はイギリスの劇作家シェークスピアにちなんで名付けられました。
  • 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに普通。順調な生育のために定期的に薬剤散布が望まれます。
  • 薬剤の散布:病害虫の発生は、初期段階で対処するほど効果的です。薬剤散布を行う場合は、必ずマスク、ゴーグルをして風向きをチェックして散布します。過剰に散布しないように注意しましょう。また持続力を高めるために、希釈の際に展着剤(ダイン)を併用するとさらに効果的です。

段落の仕切りライン大

※ バラの手入れや病害虫の防除⇒詳細はトップページの「バラの園芸・作業」をクリックしてください。

ウィリアム・シェークスピア2000

秋に撮影した花。下の画像は春に撮ったものです(季節により花色が異なりますね)

黒赤色のクォーター・ロゼット咲き

開花の初期は深いカップ咲きだが浅いクォーター・カップ咲きに変わります

夏花は色が浅いが秋は色濃くなるバラ

3輪前後の房咲きになります

枝は繊細で細いイングリッシュローズ

シュラブ樹形でシュートの発生が活発で分枝がよい品種ですね

細い枝に多くの花をつけます

濃厚なダマスク系のオールドローズ香がある

  • 作出国:イギリス
  • 作出年:1994年に、David Austin が作出
  • 作出者:2000年に、David Austin Roses Limited (UK)が発表
  • 系統:[S] シュラブ(イングリッシュローズ)
  • 交配親:実生 × The Dark Lady
  • 咲き方:四季咲き
  • 花形:ロゼット咲き
  • 花径:大輪(9cm・花弁数41枚+)
  • 香り:強香(ダマスク香)
  • 樹形:半横張り性
  • 樹高:120cm
  • 撮影:京成バラ園・2014年10月 横浜イングリッシュガーデン・2016年5月

ウィリアムシェークスピア2000はシーズンを通して花つきがよい

バラ園の風景:早春のバラ株

早春のバラ園 風景

園芸メモ・バラの栽培用語:ハイブリッド⇒異なる2種の生物を人工的に交配して、生み出された新種のこと。(同義=交雑種、雑種)

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