浪漫 バラ-グレー色を帯びたピンク色の丸弁高芯咲き-イパネマおやじ

浪漫 (Roman) は、ハイブリッドティー系統とフロリバンダ系統の交配により誕生したグランディフローラ系統のバラです。

浪漫は丸弁高芯咲き

ピンク色が少しグレーと混じった個性的な花色

  • グランディフローラ系の品種なので、花つきがよく強健です。
  • 数輪から5輪の房咲きになり、弁質がよいので花もちがよい。
  • 古株になるとシュートが出にくくなるので、古枝を大切に扱いましょう。
  • 耐寒性はやや弱い。耐暑性はあるバラ。
  • 樹勢が強く、枝のまとまりもよいので栽培しやすい品種。
  • 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに普通。月間3~4回の定期的な薬剤散布は実施しましょう。

段落の仕切りライン大

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浪漫はグレーがかったピンク色の珍しい花色

グランディフローラ系統の特徴でもある花つきのよさはお奨めです

浪漫は樹高が約120cmの半直立性

浪漫は3~5輪の房咲きになります

花弁の質が優れていて雨による傷みも少なく、長期間鑑賞ができる丈夫な品種です

浪漫はグランディフローラ系統

葉や茎が灰緑色になり樹勢が強い

  • 作出国:日本
  • 作出年:2006年
  • 作出者:武内俊介 氏 (京成バラ園芸)
  • 系統:[Gr] グランディフローラ
  • 交配親:Lambada × 実生
  • 咲き方:四季咲き
  • 花形:丸弁高芯咲き
  • 花径:中大輪(9cm・花弁数35~45枚)
  • 香り:微香
  • 樹形:半直立性
  • 樹高:120cm
  • 撮影:谷津バラ園 2014年10月、2015年10月

浪漫は耐暑性は優れているが、耐寒性は劣る

バラ園の風景:春の京成バラ園

京成バラ園の風景

園芸メモ・バラの栽培用語:匍匐性(ほふくせい)⇒植物の枝や茎が、地面を這うように伸びていく性質のこと。匍匐性のある植物は、グラウンドカバーとして利用されることが多い。

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