• ミント-mint は、ミントの仲間はかっては約600種に分けられていましたが最近では約25種類に整理されています。
  • 大別すると、ペパーミント系、スペアミント系、アップルミント系、オレンジミント系、その他に分かれます。
  • 香りや有効成分を利用しますが、他にも園芸用として、繁殖力が旺盛で地下茎が横に広がるのを利用してグランドカバーに使われます。

ハーブ ミントの園芸分類は多年生草本です

メントールの清涼感あるハーブ

  • 分類:シソ科・ハッカ属 /  原産地:アフリカ
  • 学名:Mentha spp.
  • 別名:メンタ (和名:ハッカ・薄荷)
  • 多年生草本・耐寒性 / 草丈:30~100cm
  • 開花期:6~9月 / 栽培方法:地植え、鉢植え

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今日のハーブ・タイトル

  • 「品種・系統」
  • ニホンハッカ(M. arvensis var. piperascens cv. )→かって日本では、ニホンハッカの様々な品種が作られました。アカマルはニホンハッカの系統選抜、ホクトはニホンハッカにオランダハッカとブラックハッカを交配、シュウビはニホンハッカにペパーミントの一品種を交配して育成したものです。
  • ペパーミント(M. ×piperia )→食用としてポピュラーに利用されているのが、スペアミントと共に代表的なミントです。
  • 草丈が30~90cmの多年草で、古代エジプトの遺跡からも発見されている、清涼感をともなった刺激のある芳香はチューインガムに利用されています。生の葉を使ったティーは、香り豊かでほのかな甘みがあり美味です。
  • スペアミント(M. spicata )→別名がオランダハッカ、ミドリハッカ。
  • ヨーロッパ、中近東、東南アジアで親しまれているミントです。清涼感は弱めで香りに甘さがあるのが特徴で、エスニック料理には欠かせないハーブです。
  • 白色、ピンク、藤色などの花色があり、小さな花を茎の先端に咲かせます。葉は楕円形で網目状の葉脈が入ります。
  • アップルミント(M. suaveolens )→別名がマルバハッカ。フルーティでまろやかな香りと味が特徴。
  • ペパーミントの変種で、柑橘系の香りがあるオレンジミント系のミントです。藤色の花を茎先に咲かせます。小さく丸みを帯びた葉なのでマルバハッカと呼ばれ、他のミント類と比べると厚みがうすく光沢があります。葉からは、ほのかに爽やかなオレンジのような香りがし、冬場寒くなると葉はパリパリとした感じになります。
  • ウォーターミント(M. aquatica )→水辺や湿気の多い場所に育ち、葉や茎が紫色に帯びる場合が多い。
  • 仲間の中では、草丈が高くなる種で香りが非常に強いのが特徴です。

ミントはシソ科ハッカ属の多年草です

  • 特徴
  • メントールの清涼感が好まれ、料理やデザートのアクセント、お菓子の香料、ローションや洗剤などに幅広く利用されています。
  • 東洋種と西洋種に大別され、日本に自生している代表的な種は「ハッカ」は、メントールの含有量が多く合成メントールが出来るまでは、世界各地に輸出されていました。西洋種にはスペアミントやペパーミントが有名ですが、りんごやパイナップルの香りがするミントもあります。

ハーブ ミントは全草に強い芳香がある

  • 適応
  • 消化不良、食べすぎ、食欲不振、胸焼け、注意力散漫、眠気、胃腸炎、風、貧血、低血圧
  • 【外用】上気道感染症、カタル、喘息、リュウマチ
  • 料理・飲み物で楽しむ
  • ミントティー レモネード

ミントの仲間は約25種あります

地下茎が広がる性質なのでグランドカバーに利用

  • 用土
  • 湿り気のある土を好むので、水もちの良い土が適しています。
  • 地植えの場合は、腐葉土や堆肥を混ぜて耕しておきます。
  • 鉢植えの場合は、腐葉土3:赤玉土5(小粒):バーミキュライ2の割合で混ぜた土を使用します。
  • 肥料
  • 与えすぎると香りが弱まるので、与えるのは少量にしましょう。
  • 春に新芽が伸びてきた頃に、ユックリと効き目が現れる粒状の肥料を、株元に少量だけ与えます。
  • チッソ素分過多の施肥は風味が弱くなり、病気にかかりやすくなるので、元肥には有機肥料を使うようにしましょう。

ミントは繁殖力が旺盛です

ミントはタネまき、挿し芽、株分けで増やします!

  • タネまきで増やす
  • 春は4~5月、秋は9月が適時期です。
  • 自家採取したタネは親株に比べて香りが弱いものが出来ることが多くあります。市販のタネを使う方が良いでしょう。
  • 挿し芽で増やす
  • 種子から育てると、個体によって香りや成分にバラツキが出るので、良い系統を挿し芽によって維持するようにします。
  • チッ素分が多い肥料を与え過ぎると、風味が悪く病気にかかりやすくなります。元肥は有機質肥料にしましょう。
  • 開花期に株元まで刈り込むと、秋に新芽が収穫できます。茎の先端を5~6cmに切ってから、1時間ほど水に挿して、しっかり水揚げをしてから湿らせた用土に植え付けます。

  • 株分けで増やす
  • 適時期は、4~5月・秋が9月下旬~10月上旬です。株分けと植え替えは同時に行います。
  • 地植えの場合は、3年ごとに古い葉茎を刈り取って株分けをかねた植え替えをして、株の更新をしましょう。
  • 鉢植えの場合は、排水不良や根詰まりが生じやすいので、毎年植え替えが必要です。予め春から梅雨前に半分程に刈り込んでおいてから、とりかかります。

ミントの仲間にはアップル種やパイナップル種もある

  • 水やり
  • 乾燥を嫌い、湿り気のある土を好みます。
  • 土の表面が乾いてきたらタップリと水を与えます。高温と乾燥に弱いので特に夏は水切れしやすいので、朝と夕方には必ず水やりをしましょう。
  • 水切れをすると生育が衰えて葉や茎が硬くなってしまいます。
  • 手入れ
  • 地上茎、地下茎ともに、旺盛に生長するのでミント同士が近くに植えてあると、茎が交差して種類が分からなくなるので1m以上間隔をあけると共に、土を掘り返して板などで縦に仕切りを施すと良いでしょう。また草勢の弱い植物を近くに植えると倒してしまうので要注意。
  • 余分な根や枝は切り取って広がり過ぎないようにします。
  • 病気→風通しが悪い日陰では、さび病やうどんこ病が発生しがちです、病気にかかった場合は、
    環境を改善すると共に、局部を除いて1000倍に薄めたニンニクエキスなどで消毒します。
  • 害虫→さび病、うどんこ病
  • 収穫
  • 葉の収穫は、夏に花が咲くと香りが弱まってしまうので、花が咲くまでが適時期です。
  • 8月頃に株元で切り詰めると、秋に再び新しい芽が出てきて収穫できます。
  • 日当たり
  • 日当たりの良い場所から、半日陰の場所まで育ちます。寒さには非常に強く0℃以下でも枯れることはありません。
  • 冬は霜に当たると枯れてしまいますが根は生きています、春になると再び新芽が吹いて元気に育ちます。