• マートル-myrtle は、古代エジプトの時代から愛と歓喜、反映の象徴とされているようです。
  • イギリスでは、古くから花嫁の花束にマートルの枝を入れ、嫁ぎ先で挿し木をして幸福を願うという習慣があったそうです。

マートルは初夏に白梅に似た真っ白い花をたくさん咲かせる

葉から採れる精油はアロマセラピーに使われるハーブ

  • 分類:フトモモ科ギンバイカ属 / 原産地:南ヨーロッパ、西アジア
  • 学名:Myrtus communis
  • 別名:イワイノキ、ギンコウバイ {和名・ギンバイカ(銀梅花)}
  • 英名:Myrtle
  • 常緑低木・半耐寒性 / 樹高:150~300cm
  • 開花期:5~7月 / 栽培方法:地植え、鉢植え(プランター)

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今日のハーブ・タイトル

  • 特徴
  • 主に地中海沿岸を原産とする常緑低木です。枝は密生して、葉は卵形もしくは被針形で3~4cm程、枝に対生又は輪生します。
  • 初夏になると葉の付け根に5枚の花びらを持った花は糸のように細い雄しべが美しさを引き立て、梅に似た白い花を咲かせ芳香を放ちます。葉には油線があり、葉をたたいたり、揉んだり刺激を加えるとフルーティーな芳香を放ちます。
  • 花後には小さな果実をつけ、秋になると黒青色に熟して食用にもなります。

マートルはイギリスでは、結婚式の花嫁のブーケに使われる習慣があったそうです

梅によく似た花を枝一杯に咲かせます

  • 適応
  • 鎮静、安眠効果
  • 料理・飲み物で楽しむ
  • 葉を酒の香り付けに用いる、肉料理の臭い消しと香りづけ
  • 用土
  • 水はけのよい、有機質を多く含む土を好みます。鉢植えの場合、完熟腐葉土8:赤玉土(中粒)1:日向土1の割合で混ぜ込んだ土を使います。
  • 肥料
  • 地植えの場合、2月頃に寒肥として有機質肥料を株元の土に混ぜ込んで施します。
  • 鉢植えの場合、3月頃に化成肥料を株元に追肥します。

マートルの葉には収れん作用や殺菌作用があり薬用として使われます

マートルの増やし方は、タネまきと挿し木です

  • タネまきで増やす
  • 10月になって黒く熟した果実からタネを採取して、水洗いして果肉をとり除きます。タネは乾燥させないように、湿らせた砂と混ぜてビニール袋に入れ密封して冷蔵庫で保存します。
  • 暖かくなる翌年の3月中旬から4月になったら、袋から出して、もう一度よく水洗いしてからタネまきします。
  • 挿し木で増やす
  • 適期は6月から7月です。当年に伸びた、新しい枝を枝先から10cmで切り取って用土に挿します。
  • 注:「バラの園芸・作業」の挿し木のページを参照

  • 植え付け
  • 適期は3月から4月です。地植えの穴または、鉢底に有機質肥料か緩効性肥料を元肥として施しておきます。
  • 寒さが苦手な植物なので、根を切って行う庭植えの場合は、暖かくなった5月頃に行います。葉も剪定して、葉数をへらしておきましょう。
  • 植え替え
  • 適期は3月から4月です。鉢植えの場合のみ行います。根鉢をくずさないように注意して作業しましょう。

マートルは花が咲いた後にブルーベリーを小さく細長くしたような黒みがかった紫色の実がなります

  • 水やり
  • 植え付けてから2年未満の株は、土の表面が乾いたらタップリと水やりしましょう。
  • 地植えの場合、2年以上が経過したら特に水やりの必要はありません。
  • 手入れ
  • 防寒対策→冬期は-5℃を目安にして防寒対策をして寒風が直接当たらないように対策しましょう。寒冷地では、日光の当たる室内に取り込みます。
  • 剪定→花が咲いたら、もう8月の上旬には早々と翌年の花芽ができるので、剪定は花の後すぐに行います。その後も翌年の開花前まで、適時に徒長枝の切り戻しなどを行いましょう。
  • 病気→なし
  • 害虫→なし
  • 収穫
  • 10月になって黒く熟した果実からタネを採取します。
  • 日当たり・置き場所
  • 温暖な気候を好むので耐寒性は低いですが関東を含む西の地域なら地植えでの栽培は可能です。ただし、乾燥した冷たい冬期の風は苦手なので、強い風の当たらない場所を選びましょう。
  • 地植えの場合、日当たりのよい建物の近所が好立地といえます。日陰では、生長、花つき共に悪くなります。日当たりのよい、寒風の当たらない場所を選らんでください。