タチアオイ-hollyhock は、夏の花として親しまれ、直立して伸びた花茎に沿って大ぶりな、アオイ(葵)に似た花が下から咲いていきます。花色は、赤、白、ピンク、黄、紫色などで、最もポピュラーな種類は、アルケア・ロセアで古くに漢方薬として利用されていたそうです。

ホリホックは暑さを嫌うので風通しの良い場所を選びましょう

タチアオイの名で親しまれてきたハーブ

  • 分類:アオイ科タチアオイ属 /
  • 原産地:西アジア、中国
  • 学名:Alcea rosea
  • 別名:タチアオイ(立葵)
  • 多年草(園芸品種で1年草がある)・耐寒性 
  • 草丈:100~250cm(矮性:60~120cm)
  • 開花期:6~8月 / 栽培方法:地植え、鉢植え(プランター)
  • 「1年草」→マジョレット、シルバーパフ:品種改良された1年草で、春にタネをまくと秋に開花します。
  • 注:最近では、ビロードアオイ属のトルコ原産種と東ヨーロッパ原産種の雑種であるとする説が有力です

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今日のハーブ・タイトル

  • 特徴
  • アジア南西から中央にかけて、約80種類が分布しています。日本へ渡来したのは、平安時代の中期以前といわれます。
  • 英名で、ホリホックと呼ばれるのは、葉の形がヒイラギ(柊・Holly)に似ていて茎の節が、くるぶしに似ているからとする説と、12世紀頃十字軍がシリアからこの花を持ち帰ったことから、ホリーホック聖地からきているとする説もあります。
  • 花径は10cm以上になり一重、八重、花びらの縁が波打ってフリル状のものなど多種類あります。
  • 一年草と二年草の二種類があり、一年草は春にタネをまくと、夏には花を咲かせるタイプがあります。
  • 二年草は、翌年の初夏から夏にかけて開花します。

穂状にいくつもの見事な花をつける主に観賞用として栽培される

  • 適応
  • 利尿
  • 料理・飲み物で楽しむ
  • なし

夏を彩る花として古くから親しまれています

  • 用土
  • 水はけと日当たりのよい場所を好みます。地植えの場合、水はけがよければ土質は選びません。
  • 鉢植えの場合は、腐葉土3:赤玉土7で混ぜ込んでおきましょう。
  • 肥料
  • 植え付けるときに、緩効性の化成肥料を混ぜ込みます。生長の具合をみて追肥が必要なら与えますが通常は必要ありません。

ホリホックは丈夫で育てやすいハーブですが高温多湿には弱い

タチアオイはタネまきで増やします!

  • タネまきで増やす
  • 発芽温度は15~20℃ 移植を嫌うので、直まきかポットまきにします。
  • 一年草タイプA→春3~4月にまいて、その年の夏に花が咲く。手軽で育てやすい。
  • 一年草タイプB→秋9~10月にまいて、翌年の初夏から夏に開花します。株が大きく生長して、多くの花を付けるので楽しめます。
  • 二年草タイプ:春4~5月にまいて、翌年の初夏から夏に開花します。
  • 注:いずれもタネの表面がコルク質で硬いので、植え付ける前日から一晩、水に浸しておきましょう。

  • 株分け・植え替え
  • 多年性の種類は、花後に株分けを兼ねて植え替えます。但し、株が劣化しやすいので、できれば毎年タネから育てるほうがよいでしょう。
  • 株丈が高くなるので、複数植え付ける際は株間を30cm以上あけます。
  • 植え付け
  • ビニールポットで発芽後、本葉が2~3枚になったら庭や鉢に植え付けます。
  • 苗が育ち過ぎると、根付きが悪くなるので早めに植え付けましょう。あまり土質を選ばず発芽しやすいので定植場所に、直まきして間引きながら育てるのもよいですね。

ホリホックはのどの痛みを抑える効果が期待でき、うがい薬として利用されます

  • 水やり
  • 湿り気のある土壌を嫌うので、水やりは控えめで大丈夫です。
  • 鉢植えの場合は、土の表面が乾いたらタップリと与えましょう。
  • 手入れ
  • 生長と共に株が倒れやすくなるので、支柱を立てましょう。手間がかからず、丈夫な植物なのであまり手間がかかりません。
  • 病気→なし
  • 害虫→ワタノメイガ 発生時期・5~10月、幼虫が葉縁を巻いてその中に生息して食害します。見つけ次第に捕殺しましょう。
  • 日当たり・置き場所
  • 日当たりのよい場所を好みます。一年を通して、日当たりと風通しのよい場所を選びましょう。寒さには耐えますが、霜に弱いので寒冷地では、株元をワラや腐葉土で覆って防寒対策をしましょう。