• ベルガモット-bergamot は、花の形が燃えさかる炎のような形をしていることから、タイマツバナの和名がある北アメリカ原産の多年草です。赤、白、ピンク、紫などカラフルで美しい花を咲かせます。
  • 葉や花をハーブティーとして利用することも出来る一面もあります。花は良い香りに溢れ、イタリア産のベルガモットオレンジの香りに似ていることから、この名前が付けられました。
  • ビーバームやモナルダなどの名称でも呼ばれますが、モナルダはヤグルマハッカ属の学名です。ビーバームの由来は、花が甘い香りと、ミツバチが好む蜜を備えていることからだといわれます。

ベルガモットの花びらは輪散状に密生して茎頂に咲く

 燃え盛る炎のような形をした花を咲かせる

  • 分類:シソ科・ヤグルマハッカ属 / 原産地:北アメリカ
  • 学名:Monarda didyma
  • 別名:モナルダ・ディディマ、ビーバーム(和名:タイマツバナ)
  • 多年生草本・耐寒性 / 草丈:60~150cm
  • 開花期:6月~8月 / 栽培方法:地植え、鉢植え、プランター
  • 近縁種 
  • ワイルドベルガモット(M.fistulosa var. menthaefolia)→変種名のmenthaefoliaは、葉がミントに似ていることから付きました。大振りの見事な花を咲かせ、葉は料理の香味付けに利用される。
  • ベルガモット・パープル(M.didyma “Purple”)→ベルガモットの紫の花色の園芸品種。多数の園芸品種が出されています。切花に適しています。
  • レモンベルガモット(M.citriodora)→レモンの香りのする葉を持つ。フレッシュでもドライでも花もちが良い種です。
  • ベルガモット・クロフツウェイピンク(M.didyma ‘Croftway Pink’)→ベルガモットの園芸品種、ピンク色の花が美しく、葉にほのかな香りがある。
  • ベルガモット・ケンブリッジスカーレット(M.didyma ‘Cambridge Scarlet’)→大型の真っ赤な花を咲かせます。
  • 特徴
  • 葉の香りが香料にされるベルガモットオレンジに、似ていることから、この名前が付いています。
  • 地上部は、消化促進などの民間薬とされます。宿根性で冬には地上部分が枯れて、根だけの状態で冬を越し暖かくなると、再び芽を出します。
  • 殺菌効果のあるチモールという成分を含んでいて、ノドの痛みや気管支炎に効果があるといわれています。

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シソ科のハーブの特長がよく現れた茎葉です

ベルガモットの利用法や効能と食用に使えるの?

  • 適応
  • 胃腸障害、食欲促進、抗菌、月経痛、気管支炎
  • 料理・飲み物で楽しむ
  • 若い芽はサラダ、ワインの香り付け、詰め物料理に。花びらは、サラダに添えたりクッキーやパンに入れる。ハーブティーにも。

薄紫色のベルガモットはシソ科ヤグルマハッカ属のハーブです

ベルガモットの好む土壌や肥料について

  • 用土
  • 加湿は嫌いますが、やや湿気のある土壌を好みます。庭に植えつける際は、耕してから腐葉土を混ぜ込んでおきましょう。
  • 鉢植えの場合、腐葉土3:赤玉土(小粒)6:バーミキュライト1の割合で混ぜ込んでおきましょう。(バーミキュライトは水もちをよくします)
  • 肥料
  • ベルガモットは多肥を好むので、追肥が必要です。
  • 肥料食いですから、生育期に肥料が切れると枯れることもあるので、植え付けする時にゆっくりと効いてくる粒状の肥料を混ぜ込んでおくと良いでしょう。
  • 追肥は、4月と6月、花後の9月の合計3回ほど緩効性の肥料、または化学肥料を株元に与えます。

ベルガモットの増やし方はタネまき、挿し芽、株分け

  • タネまきで増やす
  • 適時期は3月中旬から5月です。
  •  挿し芽で増やす
  • 適時期は4~5月です。
  • 元気な地下茎を先端から10cm位で切り取り、挿し込む部分の葉を取り除き約1時間ほど、水に浸けて吸水させてから、川砂かバーミキュライトに挿します。根が出るまで、乾燥させないように明るい日陰で管理します。
  • 株分けで増やす
  • 適時期は3~4月と9~10月です。
  • ベルガモットの株分けを兼ねて2年に1回は植え替えして若返りをさせるのがよいでしょう。
  • 秋に植え替えをする時は、株元から15cm位の高さで茎を刈り取ってから、堀り上げて地下の茎を切り分けます。

  • 植え替え・植えつけ
  • 庭植えの場合は、同じ場所で1~2年以上が経つと、株が混み合ったきて風通しが悪くなります。
  • 3年位までは刈り込んでやることで対処できますが、いずれ限界になるので3~4年に1回は、株分けを兼ねて植え替えましょう。
  • 鉢植えの場合は、適時期は春が3~4月、秋は9~10月です。根の生育が旺盛なので1年経つと鉢の中が、根で一杯になり根詰まりするので毎年1回は、大きな鉢に植え替えてやりましょう。

多年生草本で耐寒性があるハーブです

管理法や必要な手入れについて

  • 水やり
  • 過湿は嫌いますが、やや湿気のある土壌を好みます。
  • 乾燥すると生育不良になるので、特に真夏はマメな水やりが必要です。基本は土の表面が乾いたらタップリと水をやるようにしましょう。
  • 手入れ
  • 花が咲き終わったら、花首のあたりで切り落とします。ベルガモットの枯れた花を放置しておくと、タネが出来て栄養をとられてしまったり、株が疲れてしまい開花期間が短くなったり、葉が枯れてしまいます。
  • また高温多湿の時期には、枯れた花からカビが生えて病気の原因になるので、定期的に殺菌剤を散布してして予防をしましょう。
  • 株が大きくなって枝葉が混み合ってくると、蒸れてきて下葉が枯れ上がってきたり病気にかかり易くなるので、混み合った部分は刈り込みをして風通しを良くしましょう。

ベルガモットの収穫時期や好む環境は?

  • 収穫
  • 花が咲き終わる頃に花茎の根元から刈り取ります。適時期は7~8月です。
  • ベルガモットの葉は、レモンのような香りがします。チモールと少量のカルバクロールを含んだ精油が採れます。若い芽はサラダや、ワインの香り付けや詰め物料理に利用します。
  •  日当たり
  • 日なたを好みますが真夏の強い直射日光に当たると、乾燥して生育が衰えたり葉焼けをおこします。
  • レイズベッド花壇など地植えする場合は、午前中は日当たりが良く、午後は日陰になる場所を選んで植え付けをしましょう。
  • 鉢植えの場合は、夏は半日陰に移してやり、他の時期は日当たりの良い場所に置いてやりましょう。

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