ミスター ローズ-Mr.Rose は、日本の”バラの父”と評される、世界的なバラ育種家の鈴木省三氏の生誕100年を記念して作出されました。半直立性で、まとまりのよい樹形になる。晴れた日の、京成バラ園で撮影しました。

ミスターローズはハイブリッドティー系統

生長期に注意すべき管理のポイントは

  • 枝先に1輪の大型サイズの花をつけます。
  • 樹形は半直立性で、まとまりのよい株立ちになる。
  • 成株になると、ベーサル・シュートが出にくくなるので、古枝を大切に管理します。
  • 耐寒性に欠けるので、寒冷地での栽培には適さない。
  • 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに弱い。月間4回以上の定期的な薬剤散布が必要。
  • うどんこ病の防除⇒うどんこ病は、生きた植物のみに寄生します。植物にカビの菌が住みついて葉っぱが白くなる病気です。
  • 5~6月、9~10月頃に発生しやすく、ほとんどの植物が発症する可能性があります。カビが繁殖して白くなった部分は光合成を上手く行えないので、放置しておくと葉が枯れ、繁殖した菌が他の植物へ移り被害が悪化します。
  • うどんこ病は、植物の自然治癒力で回復をする可能性のある病気です。初期段階であれば、重曹などを溶かした水を散布することでカビの繁殖を抑え、自然治癒を促すことができます。特に夏や冬の期間は治癒力が高くなるので見つけ次第駆除していきましょう。
  • 黒星病の防除⇒黒星病は5月頃から梅雨期にかけて発病しやすく、一雨ごとに下葉から上に向かって広がります。
  • 雨水によって伝染するので、降雨前の薬剤散布が効果的です。
  • 株元への敷きワラなどのマルチングをして、雨水のはね上がりを防ぎましょう。
  • 落葉した葉は、放置しないで手早く除去します。(雨が降り止んだら、その都度散布をするくらいのつもりで管理する)

スポンサードリンク

今日のバラ・タイトル

四季咲き大輪サイズのバラ

鈴木省三の生誕100年を記念して作出されました

ミスター ローズは成株になるとシュートの発生が少ない

  • 品種名:ミスター ローズ Mr. Rose
  • 作出国:日本
  • 作出年:2013年
  • 作出者:武内俊介 氏 (京成バラ園芸)
  • 系統:[HT] ハイブリッドティー
  • 交配親:
  • 咲き方:四季咲き
  • 花形:半剣弁高芯咲き
  • 花径:大輪(12cm・花弁数17~25枚)
  • 香り:強香(ティー香+フルーツ香)
  • 樹形:半直立性
  • 樹高:140cm
  • 撮影:京成バラ園 2015年5月

※ バラの手入れや病害虫の防除⇒詳細はトップページの「バラの園芸・作業」をクリックしてください。

風通しのよい場所でよく育ちます

バラ園の風景:

春の晴れた日に生田緑地ばら苑で撮影した風景