花ぼんぼり バラ-直立性でトゲが少なく扱いやすい品種-イパネマおやじ

花ぼんぼり (Hanabonbori) は、淡いピンク色の半剣弁八重咲きです。ツボミの時期は数輪~5輪以上の房咲きになり、花つき花もちのよい品種です。但し、うどんこ病に弱いので、1週間サイクルの定期薬剤散布は必要です。

花ぼんぼりはフロリバンダ系統のバラです

淡いサーモンピンク色のバラ

  • 5~10輪の房咲きになり、花つき花もちがよい品種。
  • 成株になると、ベーサルシュートが出にくくなるので古い枝も大切に扱いましょう。
  • 株はまとまりよく、枝にはトゲが少ないバラ。
  • 花ぼんぼりは耐寒性は普通、耐暑性は優れている。
  • 耐病性は、うどんこ病に弱い。黒星病には普通。
  • うどんこ病の防除⇒うどんこ病は、自然治癒する病気です。初期段階であれば、重曹などを溶かした水を散布することでカビの繁殖を抑え、自然治癒を促すことができます。特に夏や冬の期間は治癒力が高くなるので見つけ次第駆除していきましょう。
  • うどんこ病は、農薬などの殺虫剤や薬剤と育てる環境によって予防することができます。
  • 育て方の注意点は2項目あります。その一つは、株や葉の密集を避けて風通しを良くし、適度な湿度と日当たりを確保すること、そして二つ目は水はけのよい土壌を常に保つことです。

段落の仕切りライン大

※ バラの手入れや病害虫防除⇒詳細はトップページの「バラの園芸・作業」をチェックしてください。

花ぼんぼりは数輪の房咲きになり花つきがよい

花ぼんぼりの花色はサーモンピンク色の上品な雰囲気のバラ

花ぼんぼりの樹高は約120cmで直立性です

花ぼんぼりの灰緑色の葉は丸くて厚みがある

  • 作出国:日本
  • 作出年:2011年
  • 作出者:武内俊介 氏 (京成バラ園芸)
  • 系統:[F] フロリバンダ
  • 交配親:実生 × Majolika
  • 咲き方:四季咲き
  • 花形:半剣弁八重咲き
  • 花径:中輪(8cm・花弁数34枚+)
  • 香り:中香(ティーの香り)
  • 樹形:直立性
  • 樹高:120cm
  • 撮影:谷津バラ園 2015年5月

花ぼんぼりは成株になるとベーサル・シュートが出にくくなるバラ

バラ園の風景:春の旧古河庭園にて

旧古河庭園の風景

園芸メモ・バラの栽培用語:ローボウル⇒深さに比べて口径が広い鉢。

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