• トウガラシ-red pepper は、日本では一年草として扱いますが、熱帯地域では低木状となり、多年草として扱われます。甘味種と辛味種に大別されます。
  • 甘味種は、フランス語から転じてピーマンと呼ばれ、辛味種が一般的にトウガラシと呼ばれています。

トウガラシはナス科トウガラシ属の植物です

緑や紫、クリーム色から赤や黄などに変化するカラフルな果実

  • 分類:ナス科トウガラシ属 / 原産地:中米・南米
  • 学名:Capsicum annuum
  • 別名:ナンバンガラシ(南蛮辛子)
  • 多年草・半耐寒性 / 草丈:60~100cm
  • 開花期:6~8月 / 栽培方法:地植え(生垣)、鉢植え(プランター)
  • 観賞用トウガラシ
  • 観賞用のトウガラシは江戸時代には既に在ったといわれます。古くからの栽培種で、ゴシキトウガラシという品種群があります。
  • 一つの枝に、色が違う果実がついて美しいコントラストを描きます。淡い黄色から徐々に赤く色づいていきます。代表的な品種が果実が紫色が混じる五色旭光があります。
  • 他にも、小さな円錐形の果実をつける夢祭り、黄色く色づく花祭り、葉色も果実も黒に近い紫色のブラック・パール、紫炎や葉に白や紫色の模様が入るホット・パープルなどがある。下の画像は紫炎

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トウガラシは一年草です

  • 特徴
  • 若い実は青く、熟すと赤くなります。ピーマン、シシトウなどはトウガラシの甘味種です。
  • 食用として栽培されるものだけでなく、実がオレンジや紫色に色づく観賞用トウガラシも園芸用として鉢植えで栽培されています。
  • 日本への渡来は、江戸時代にはすでに栽培されていました。多数の品種がありますが、馴染み深いのは鷹の爪でしょう。
  • 赤く熟した実を乾燥させて料理の辛味づけに利用されます。食欲を増進させる効果があるのは、辛味成分のカプサイシンです。
  • 最近は、血行を活発にしてくれる作用がダイエット効果につながることから、なにかと注目される機会も増えましたね。
  • 適応
  • 健胃、食欲増進、消化促進、強壮
  • 料理・飲み物で楽しむ
  • 炒め物、煮物、乾燥させて香辛料に

トウガラシの好む土壌は?用土は何がいいの?

  • 用土
  • 水はけがよく日当たりのよい、有機質の土壌を好みます。
  • 地植えの場合は、土をよく耕して苦土石灰、完熟堆肥、有機配合肥料を混ぜこんでおきましょう。
  • 植え付け2週間前に、苦土石灰 150g / 1平米を施す。
  • 植え付け1週間前に、完熟堆肥 2~3kg / 1平米
  • 植え付け1週間前に、有機肥料 120g / 1平米
  • 鉢植えの場合は、腐葉土4:赤玉土6の割合の土に堆肥を混ぜ込んでおきましょう。
  • 肥料
  • 適期は5~9月です。
  • 地植えの場合は、植え付けの際に土をよく耕して、堆肥と緩効性化成肥料を混ぜ込みます。追肥として即効性化成肥料を2週間に1回株元に施します。
  • 鉢植えの場合は、追肥として液体肥料を10日に1回施します。

トウガラシには甘味種と辛味種があります

  • タネまき
  • 可能ですが、初心者には難しいので苗の購入をお勧めします。
  • トウガラシは発芽に25~30℃の高温が必要なので、早まきは避けましょう。
  • 育苗箱に8cmでスジまきします。土で覆ってから黒色ポリフィルムでマルチングしておきます。
  • 本葉が2枚になったら4号ポリ容器(12cm)に植え替えます。
  • 本葉が8~10枚位で茎が太く、節間がつまった健康な苗を選んだら、根鉢を崩さないように浅植えで植え付けます。植え付けたらタップリと水を与えます。水切れは禁物です。
  • 植えつけで増やす
  • 適期は5~8月です。酸性土壌が嫌いなので、苦土石灰を混ぜた土を使いましょう。
  • 本葉が8~10枚位で茎が太く、節間がつまった健康な苗を選んだら、根鉢を崩さないように浅植えで植え付けます。
  • 植え付けたらタップリと水を与えます。水切れは禁物です。

  • 植え替え
  • 適期は7月です。鉢植えの場合は、植え替えをします。
  • 根が伸びる勢いがあり、根詰まりしやすいので夏に植え替えると元気に育ちます。

トウガラシは英名red pepper

  • 水やり
  • 水はけがよく日当たりのよい場所を好みます。
  • トウガラシは根を深く張らないので乾燥に弱い性質で、水切れに注意しましょう。
  • 地植えの場合は、乾燥しやすいので真夏の乾燥防止対策として株元にワラを敷きます。
  • 手入れ
  • 摘芯→最初の花が咲いた後、摘芯すると枝分かれして一気に花が咲き、房なりになります。
  • 病気→特になし
  • 害虫→ミナミキイロアザミウマ、アブラムシ、ヨトウムシ、ハダニ
  • 栽培期間が長いため色々な害虫が発生する可能性があります。特にミナミキイロアザミウマは、大きな被害をこうむるので早めに防除しましょう。葉の葉脈に沿って、かすり状の小さな白斑が、果実では変色します。
  • 防除→周辺の除草、発生期にオルトラン粒剤を株当たり1~2gを株元に散布します。

トウガラシを収穫する時期は?食べれるの?

  • 収穫
  • 収穫するのは一般に辛味の強い真っ赤な実です。これを食用にします。
  • 夏から秋にかけて、ハサミで切り取り実を収穫します。
  • 晩秋になって、果実が色づいて完熟したら株ごと引き抜いて収穫します。
  • 日当たり・置き場所
  • 日当たりのよい場所を好みます。直射日光で、日焼けすることがありますが多少であれば大丈夫でしょう。
  • 鉢植えの場合は、風通しのよい場所へ置きましょう。

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