フレンチレース バラ-フロリバンダ系統だがやや1輪咲きが多い-イパネマおやじ

フレンチ レース (French Lace) は、アイボリー色にアプリコット色がミックスしたような繊細な花色です。ツボミから開花まで、バランスのよい整った花形がくずれません。

フレンチ レースはフロリバンダ系統の品種です

ベージュのツボミが開花すると純白になり中央が朱色

  • 1輪から数輪の房咲きになり、分枝が多く花つきがよいバラ。
  • 春の一番花は特に大きく、見事な花姿を観ることができます。
  • 高温期には、下葉が黄変して落葉しやすいバラ。
  • 枝はやや細く、トゲは大きめです。
  • 枝変わりに、つる性でピンク色の「ピンク・フレンチ・レース」があります。
  • 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに普通。月間3~4回の定期的な薬剤散布は必要。

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フレンチ レースは数輪の房咲きになる

フレンチ レースの花径は9cm程の中輪花です

フレンチ レースの樹形は半直立性です

フレンチ レースは数輪の房咲きになり樹高は130cm位です

フレンチ レースの花色は淡い桃色を含むアイボリーカラーです

フレンチ レースの弁端は軽く波打つようになる

弁端がレースのように緩やかなフリル状になる

  • 作出国:アメリカ
  • 作出年:1980年
  • 作出者:William A. Warriner
  • 系統:[F] フロリバンダ
  • 交配親:Dr. A. J. Verhage × Braidal Pink
  • 咲き方:四季咲き
  • 花形:丸弁高芯咲き
  • 花径:中輪(9cm・花弁数21~55枚)
  • 香り:強香(ティー香)
  • 樹形:半直立性
  • 樹高:130cm
  • 撮影:横浜イングリッシュガーデン・谷津バラ園・2014年10・11月、神代植物公園・2015年5月

枝は細めだがトゲが多い

バラ園の風景:春の相模原北公園にて

相模原北公園・バラ園の風景

園芸メモ・栽培用語:斑抜け(まだらぬけ)⇒まだら入りの葉から斑が抜けること。原因は肥料や日当たりの状態、枝変わりなどがある。

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