• クレソン-watercress は、ヨーロッパからアジアの温帯地域に広く分布する多年草です。日本に渡来したのは、明治初期に輸入移植したものが、繁殖力が旺盛で野生化した帰化植物で、全国でみることができます。
  • 葉は互生し、卵型や楕円形の小さな葉が3~9枚羽状に集まって構成する。小川や水辺などの湿原を好んで自生して水底に根を張ります。茎は這うように伸びて、つる状のようになることもあります。

クレソン ヨーロッパからアジアの温帯にかけて広く分布

肉料理のつけ合わせやサラダなどに広く利用される

  • 分類:アブラナ科オランダガラシ属 / 原産地:ヨーロッパ、アジアの温帯地域
  • 学名:Nasturtium officinale
  • 英名:watercress
  • 別名:ウォータークレス(和名:オランダ芥子)
  • 多年草・耐寒性 / 草丈:30~90cm
  • 開花期:4~5月 / 栽培方法:地植え、鉢植え
  • 特徴
  • 春になると茎の先に白い小花をたくさん咲かせ、その後に細い鞘状の種子をつけます。冬でも収穫するためには5~8℃以上の気温を保ち、風通しのよい場所を好みます。
  • 水深のある場所では水面に横たわるようにして浮きます。耐寒性は強いが耐暑性が弱いので、周年栽培するためには、清潔な湧き水または井戸水などがある環境が必要です。
  • 一般的にクレソンは綺麗な水流のある場所でしか育たないと思われていますが、キャベツやダイコンと同じアブラナ科の植物なので湿った庭でも頻繁に水やりをすれば栽培が可能です。ハーブである枝葉はビタミンやミネラルを豊富で、サラダやスープ、おひたしにしたり肉料理の付け合せにする。

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今日のハーブ・タイトル

クレソン 肉料理のつけ合わせやサラダなどに利用

  • 適応
  • 利尿、去淡、増血作用、消化不良、痛風
  • 料理・飲み物で楽しむ
  • サラダやスープ、お浸しや肉料理の付け合せ

茎は這うように伸びて半ばつるのようになります

  • 用土
  • 清流や井戸水のある場所。庭だと湿り気のある土壌を好みます。
  • 陸植式栽培(地植え)の場合は、浅鉢に赤玉土3:腐葉土1:パーライト2:砂4の割合で混ぜた土。
  • 水分が十分ならば砂だけでも可能。根は深く掘らないので12cm程度の深さを確保すれば可能、底に水を入れた受け皿を置いて常に水に浸しておき、常に新鮮な水を保つようにする。
  • 肥料
  • 適期は3~6月、9~11月です。
  • 春と秋が生育期、真夏や冬の時期は控えましょう。追肥として10日に1回程度、液体肥料を施します。液体肥料500倍に希釈する。

クレソン 茎の途中から根を出してどんどん増えていきます

  • タネまきで増やす
  • 適期は4~5月、9~10月です。

  • 挿し木で増やす
  • 適期は春が4~5月、秋が9~10月。
  • 茎を切り返して水揚げして、水挿しか苗床で発根させる葉の先端から10cmの位置で茎を切り返す。
  • 節から発根するので、節の下で切る。きれいな砂に浅く挿して、明るい日陰に置いて毎日水を替えて管理すると1~2週間で発根する。
  • 植え付け
  • 本葉が3~4枚になった発根苗を20cmの株間で植える。

クレソン 茎は這うように伸びて半ばつるのようになることもあります

  • 水やり
  • 湿り気のある場所が好きなので、土の表面が乾いたらタップリと水やりをしましょう。
  • 腰水潅水で育てる場合は、水はけのよい砂礫質の土を使いましょう。
  • 保水力が強すぎる土だと根が腐ることがあります。容器の水は小まめに入れ替えしましょう。
  • 本来は水辺に住む植物なので水耕栽培が適しています。新鮮な水が流れる環境が理想ですが、ポリトロ箱やハイドロカルチャーなど水を張った容器でも栽培できます。プラスチックのボールや、発泡スチロールの箱などを利用します。水は小まめに交換します。
  • 特に夏季の管理にはは注意が必要です。少々の濁り水や溜り水でも生育するが、水を介して伝染病や肝臓ジストマの幼虫が発生しやすいので注意が必要です。

クレソン くせのない風味とピリッとする辛味や爽やかな苦みが特長

クレソンの手入れはなにをすればいいの?

  • 手入れ
  • 生長期に入れば、茎葉を摘めば摘むほど新芽の生長がよくなります。葉茎が増えて根元が不安定になったら土を増やしましょう。茶色くなった根は摘み取り、白い根を伸ばしてやります。密生しすぎると葉が小さくなるので、少し間隔を広げて直え替えしてやります。
  • 夏の日ざしが強い時期は遮光すると順調に生育します。
  • 病気→なし
  • 害虫→肝臓ジストマ(水を介して伝染する)、濁り水や溜り水などで栽培すると発生する危険あり。
  • 収穫
  • トウが立ってきたら早めに摘み取り、脇芽をださせます。茎が15cm程度に伸びたら下葉を2枚くらい残して10cmほど摘み取ります。茎が大きくなりすぎると堅くなってしまいます。4~11月の間は収穫できる。
  • 日当たり・置き場所
  • 朝から半日くらい日が当たる場所だと、少し黒味をおびて節の間隔もありしっかりと生長します。生長し過ぎると堅くなり徒長気味だと軟弱になります。
  • 明るい日陰で育てるのが、食べて美味しいものが収穫できます。

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