カロライナ ジャスミン-carolina jasmine は、アメリカ南部から中央アメリカに分布する、つる性の常緑植物です。花に芳香がありことから、本来のジャスミンを連想して名付けられたと思われます。

カロリーナ ジャスミンはつる性常緑低木です

花に芳香があることからジャスミンと名づけられた

  • 分類:マチン科・ゲルセミウム属 / 原産地:北米南部~メキシコ
  • 学名:Gelsemium sempervirens
  • 英名:Carolina jasmine
  • 別名:イエロージャスミン、ニセジャスミン
  • つる性常緑低木・半耐寒性 / 草丈:3~6m
  • 開花期:4月中旬~7月 / 栽培方法:地植え、鉢植え
  • 特徴
  • 落葉しないので冬でも緑が濃く茂る性質なので、壁面やフェンスなどに利用されます。
  • 樹勢は強く、旺盛に生長して年間に3m以上伸びます。鉢植えにする場合、支柱を立てて栽培します。
  • 春から初夏にかけて、ラッパ型をした黄色い小花を多数咲かせます。満開になると株を覆うほどに茂ります。花つきがよく、葉は濃緑色の照り葉で秋から冬にかけて寒気にあうと、黄色から赤味がかった色に変化します。
  • 花、葉、茎、根の全てが有毒で、間違えてジャスミンティーに使用して、中毒症状を起こした事例があるので注意しましょう。
  • 近縁種なの?
  • 本来のジャスミンは、モクセイ科モクセイ属であり、本種とは別科・別属の植物です。当然、ジャスミンティーに用いるものではなく、有毒植物です。

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  • 適応
  • なし
  • 料理・飲み物で楽しむ
  • なし
  • 用土
  • 土質は選ばないが、水はけと水もちのよい土壌を好みます。植えつける前に、土をよく耕して堆肥や腐葉土をタップリ混ぜ込んでおきましょう。
  • 鉢植えの場合、赤玉土6:腐葉土4の割合で混ぜ込んだ土を使います。
  • 肥料
  • 冬期から春に移る頃を見計らって、有機肥料を施します。
  • 花後の7月下旬と、花芽分化後の秋には化成肥料と油かすを、等分ずつ混ぜ込んだものを施します。

カロリーナ ジャスミンはつるの伸長が旺盛で3m程になる

自宅で増やす場合は、どんな方法があるの?

  • 挿し木で増やす
  • 適期は5月中旬~7月です。
  • 葉が対で3組ついた位置で、つるを切り取り先端の柔らかい部分を取り除きます。先端の一対(2枚)を残して、下部の葉を取り除き、刺し穂を1時間程度水に浸けて吸水させてから土に挿します。
  • 直射日光の当たらない半日陰で、乾燥させないように管理しながら2~3週間が経つと根が出てきます。
  • 鉢に植え替えて、生長してきたら芽先を摘んで分枝をさせながら苗を作ります。

  • 植え付け
  • 地植えの適期は、開花時期の4月中旬~5月中旬と、秋の9月~10月中旬が適期です。
  • 定植場所の土をよく耕して、腐葉土や堆肥をしっかり混ぜ込んでおきましょう。
  • 水はけをよくするために、土を盛り上げて畝(うね)を作り、苗を植え付けます。
  • 鉢植えの場合、適期は開花時期の4月中旬~5月中旬です。
  • 生育が旺盛なので鉢の中が根でいっぱいになり、根詰まりを起こしやすいので1~2年に1回は植え替えをしましょう。
  • 植え替え
  • 適期は開花時期の、4月中旬~5月中旬です。
  • 鉢植えの場合、鉢の中が根詰まりを起こすと生育不良になるので、生長の度合いを見て1~2年に1回は、大きめの鉢に植え替えましょう。
  • 地植えの場合、土をよく耕して堆肥や緩効性の肥料を混ぜ込んでおきます。これにより水はけもよくなります。適期は開花時期の4月中旬~5月中旬と、秋は9月~10月中旬です。

カロリーナ ジャスミンは黄色の小花を咲かせる

  • 水やり
  • 鉢植えの場合、鉢の表面が乾いたらタップリと水を与えます。春の開花時期や、夏の花芽分化期は乾燥させないように、水やりの回数を増やしましょう。
  • 地植えの場合、根付いたら自然の雨水のみで育つので、水やりの必要はありません。但し、乾燥する時期で長らく雨が途絶えるような場合は適時、水やりをしてください。

手入れは何をすればいいの?

  • 手入れ
  • 樹勢が強く、つるが勢いよく伸びるが自然のままでも樹形はまとまります。フェンスや壁面などに這わせる際には、必要に応じて紐で固定したり絡ませる補助をしてやりましょう。
  • つるが伸びるのを誘導したり、株姿を整えるタイミングは、花後の7月下旬につるの1/3の位置で切り戻します。そこから新芽が出て、真夏になると翌春の花芽が付きます。秋以後になって、つるの切り戻し作業は避けましょう。
  • 鉢植えの場合、アサガオの栽培に使う支柱を立てて、つるを整えながら絡ませます。
  • 病気→とくになし
  • 病害虫→ほとんど無いが、乾燥時期にハダニが葉の裏に発生することがあります。発生するのは、雨などの当たらない乾燥した環境なので、時々霧吹きで水分を吹き付けると発生を抑えることができる。クモの巣状の網を張るタイプがあるので、見つけ次第取り除きましょう。
  • 日当たり
  • 日当たりのよい場所を好みます。半日以上は日の当たる場所に定植しましょう。
  • 比較的寒さには強く、関東以西では地植えでも栽培が可能です。寒冷地では鉢植えにして、冬は室内などで育てるようにしましょう。
  • 地域を問わず、霜や寒風の当たる場所での栽培は避けましょう。

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