キャラウェイ-caraway は、健胃などの薬効で知られ、古代ギリシア・ローマ時代から盛んに利用されてきました。葉はスープ、根は野菜として、種子(果実)は粗びきにして利用します。

キャラウェイ セリ科キャラウェイ属のハーブ

味と草形がニンジンによく似ているハーブ

  • 分類:セリ科ヒメウイキョウ属 (キャラウェイ属) / 原産地:ヨーロッパ東部、アジア西部
  • 学名:Carum carvi
  • 英名:Caraway
  • 別名:ヒメウイキョウ(和名:姫茴香)
  • 1~2年草・耐寒性 / 草丈:30cm~80cm
  • 開花期:5月~7月 / 栽培方法:地植え、鉢植え
  • 特徴
  • ヨーロッパ東部や北アフリカ、西アジアに分布します。
  • 茎は直立し、高さ30~70cmに生長します。葉はこまかく羽状に深く切れ込んで非常に繊細です。初夏になると小さな花を咲かせます、白またはややピンクを帯び、茎の先端にかさ状に咲きます。
  • 古来ヨーロッパでは、魔女からの護身や、恋人との別離を防ぎ、遠くにある物を引き戻したり、人と物を引き止める力があると信じられていたそうです。
  • 種子(果実)は特徴のある三日月形で、縁に角があり、甘い香りがします。料理のスパイスとして用いられます。馴染みのあるドイツ料理のザワークラウトや、ハンガリーのビーフシチュー(グーラッシュ)には欠かせないスパイスとして愛用されてきました。

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今日のハーブ・タイトル

キャラウェイ 葉はスープに利用

  • 適応
  • 消化不良、駆風、疝痛、裂孔ヘルニア、胃潰瘍、下痢、生理痛、気管支炎
  • ※過剰摂取は、肝臓、腎臓の障害になります。
  • 料理・飲み物で楽しむ
  • 肉料理の臭み消しや、ザワークラウト、ピクルス、若葉と花は刻んでスープやサラダに。
  • 根はスープに入れたり、細かく刻んで料理の香り付けに。キャラウェイチーズ、シードケーキなど。

キャラウェイ 健胃の薬効で知られている

キャラウェイの種子はドイツ料理のザワークラウトに使われる

  • 用土
  • 水はけのよい場所を好みます。
  • 根が長く育つので、耕土の深いところに植えます。その際に、元肥と堆肥を土に混ぜ込んで深めに耕しておきます。

  • 肥料
  • 4~6月の期間は、追肥として液体肥料や置き肥を与えます。
  • 冬は地上部が枯れますが、根は生きていて春になると新芽が出てきます。新芽が出てきたら緩効性の粒状化成肥料(1株当たり、15g程度)を追肥として与え、株元の土を耕します。

キャラウェイ 根は野菜として利用する

キャラウェイの植えつけや増やし方は?

  • タネまきで増やす
  • 適時期は、3~4月・秋は9~10月です。
  • 移植を嫌うので、直蒔きかビニールポットで育てます。直播きはタネを蒔いたら軽く土で覆いタップリと水を与えます。発芽して生長してきたら、混み合った部分を間引きして25~30cmの株間をとります。
  • 春蒔きの場合は、開花は翌夏になります。発芽適温は20℃、発芽日数は15~20日です。
  • 秋蒔きの場合は、生長が良く大株に育つのは、秋にポットに蒔いて苗を育て、翌春に定植させる方法です。ただし、寒くなる前に苗が育っていないと、翌春になっても開花しません。遅蒔きにならないように要注意。
  • 苗を育てる際の注意点は過湿にしないことです、開花期に長雨が続くと結実が少なくなります。
  • ※幼苗は寒さに弱いので、防寒対策が必要です。軒下などに移して、寒風や霜の降りない場所に移して管理しましょう。(ポット蒔きの場合)
  • 苗の植え付け
  • 直蒔きの場合は、苗が発芽して生長してきたら、混み合った部分を間引きして25~30cmの株間をとります。
  • ポットで育てる場合は、タネを植えたらタップリの水を与えます。発芽するまでは、乾かないように注意して管理しましょう。本葉が4~6枚に生長したら、根を傷めないようにポットから引き抜いて、定植させます。

キャラウェイ 半耐寒性の二年草

  • 水やり
  • 土の表面が、白く乾いてきたらタップリと水やりをしましょう。
  • 手入れ
  • 育てるポイントは、株を大きく育てることです。そのために鉢植え(プランター)の場合は、大きいサイズを選びましょう。生育が旺盛になり、初夏に花茎が伸びてきたら、倒れないように支柱をしましょう。
  • 幼苗は寒さに弱いので防寒対策を施します。
  • ※害虫:夏に乾燥させるとダニの発生の原因となります。
  • 収穫
  • 葉は、半日陰や明るい室内で管理すると柔らかい葉を、いつでも収穫できます。
  • 種子の収穫をしたい場合は秋に種を蒔き若い葉を摘まないようにします。
  • 種子が薄い茶色になったら、根元を20cmくらい残して、あとの部分は思い切って刈り取ります。陰干しをして乾燥させてから種子だけ収穫します。
  • 紙袋に入れて追熟させます。保管する際は、アブラムシがつきやすいので注意しましょう。
  • ※種子と根の収穫は2年目の秋から。
  • 日当たり
  • 日当たりの良い場所で育てましょう。

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