• ウォール ジャーマンダー-wall germander は、ヨーロッパから西アジアに分布する常緑性の小低木または多年草です。日当たりのよい石灰岩質の砂礫地に密生しています。
  • ハーブの定番といえる植物の一つで、花が可愛いことから切り花として人気があります。

ウォールジャーマンダー シソ科ニガグサ属

葉を利尿・殺菌・消炎作用の薬用に利用

  • 分類:シソ科ニガクサ属 / 原産地:地中海沿岸、西アジア
  • 学名:Teucrium chamaedrys
  • 別名:コモン・ジャーマンダー (和名・ニガクサ)
  • 常緑小低木または多年草・耐寒性 / 草丈:30~50cm
  • 開花期:7~8月 /
  • 栽培方法:地植え、鉢植え(可能だが地植えの方が適している)
  • 特徴
  • 夏には芳香のあるローズピンクの花を咲かせ、オークに似た楕円形の小さな葉は縁がギザギザしています。(まばらな銀歯縁)この葉は、リキュールやヴェルモットの風味づけに使われ、ハーブティーとしても利用されています。古くから痛風の治療薬や利尿剤、咳や喘息の薬として利用されてきました。
  • 地下茎を伸ばして広がっていきます。株元から細かく枝分かれして茎が直立して茂ります。敷石の間の植え込みや、花壇の縁取りなどに植栽されています。
  • 鉢植え栽培も可能ですが、地下茎が横へ広がって納まりきらないので地植えの方が適しています。

スポンサードリンク

今日のバラ タイトル

ウォールジャーマンダー ベルモット酒の風味付けに使われる

  • 適応
  • 痛風、利尿、喘息
  • 料理・飲み物で楽しむ
  • 葉をリキュールやヴェルモットの原料に使用、生の花や葉はサラダにする。
  • 葉を使ったお茶は利尿、殺菌などの効果があるとされていますが、長期間又は多量に使用すると肝臓障害の恐れがあるので、使用する際には注意しましょう。

ウォールジャーマンダーの茎は直立するが斜めに伸びる

  • 用土
  • 水はけのよい、少し乾燥気味の土壌を好みます。
  • 鉢植えの場合、私は赤玉土(小粒)7:腐葉土3の割合で混ぜ込んだ土を使います。
  • 肥料
  • 肥料は特に与える必要はありません。

ウォールジャーマンダー 耐寒性多年草

  • タネまきで増やす
  • 実生でも増やせますが開花までに数年かかるので、株分けか挿し木で増やすほうが簡単です。
  • 株分けで増やす
  • 適期は4月です。掘り上げた根はナイフなどで切り分け、定植地に植え付けます。
  • 挿し木で増やす
  • 適期は6月です。
  • 枝先から10~15cmの長さで切り取り、下葉を取り除いて挿し穂を半日以上は水につけて吸水させます。
  • 植え付ける用土は、病原菌のいる可能性が低い未使用の用土で、通気性、保水性が高く、肥料分を含んでいないものを使います。赤玉土(小粒)か、バーミキュライトなどがよいでしょう。
  • 植え付け後は、日陰で管理して2~3週間位で発根したら、薄めた液体肥料を2週間に1回与え、新芽が伸びてきたら定植しましょう。
  • 植え付け
  • 適期は4~5月です。ビニールポットなどに入っている苗を、揉みほぐして抜き取り、傷んでいる根を切り取ってから株間を20~25cm空けて植え付けます。株元の土をしっかり押さえて固定したらタップリと水を与えましょう。

  • 植え替え
  • 特に必要はありません。

ウォールジャーマンダー 水の与えすぎに注意

  • 水やり
  • 乾燥気味の環境を好み、ジメジメした多湿を嫌います。極端に乾く場合は、水を与えますが地植えなら特に水やりの必要はありません。
  • 自然の降雨にまかせましょう。水を与えすぎて過湿になると根が腐って枯れてしまうことがあります。

手入れは何をすればいいの?

  • 手入れ
  • 手入れには手間のかからない植物ですが、花がらをこまめに摘み取ってやりましょう。
  • 病気→特になし
  • 害虫→特になし
  •  収穫
  • 適期は7~8月のよく晴れた日に作業しましょう。花や葉を採取すためには、茎ごと刈り取り、室内で逆さに吊るしてよく乾かしてから葉や花を摘み取ります。
  • 日当たり・置き場所
  • 日当たりのよい場所を好みます。生育適温は20℃前後ですが、順応性は高いので特別な対処は必要ありません。

※ハーブの栽培手入れ⇒トップページ「ハーブ植物の栽培上手」をクリックしてください