つるグランメールジェニー バラ-名花ピースの子孫-イパネマオヤジ

つる グラン メール ジェニー (Cl Grand’mère Jenny) は、名花ピースの子孫であるグランメール ジェニーの枝がわり品種です。

つるグランメリー ジェニーはクライミング・ハイブリッドティー系統

黄色に桃色の覆輪が入る半剣弁高芯咲きのつるバラ

  • 交配親が名花ピースなので、早咲き品種。
  • ブラインド・シュートが多く花つきはあまりよくない。
  • 花弁数は約30枚で、芳香がある。
  • 枝はよく伸長して花茎も長く、トゲが少なく扱いやすい。
  • HT種の「グランメール ジェニー」の枝変わり品種です。
  • つるグランメール・ジェニーの耐病性は、うどんこ病には普通。黒星病には弱い。
  • 黒星病の防除⇒黒星病は、雨のあたる場所で発生しやすい。鉢植えなどは、雨のあたらない軒下や屋内などに置くか、雨が降るときは軒下などへ移動させましょう。4月~11月の間の、気温が20~25℃位の環境で多発します。一度発生すると完治するのに、大変な手間がかかるので、早期に発見して病葉を摘み取り、薬剤を散布します。(3日で3回程度の散布をする)

※ バラの手入れや病害虫の防除⇒トップページ「バラの園芸・作業」をクリックしてください。

  • 古株の場合、昨年に発生した株には、薬剤散布など早めに3月から防除を始めましょう。
  • 株全体の風通しをよくする。落ちた葉は、早めに拾って処分する。雨降りにより、病原菌が付着した地表の土からの、雨水のはね上がりを防止するために株元にワラなどを敷いてマルチングをします。

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つるグランメリー ジェニーは返り咲き性

枝は太くて堅くトゲも大きいので誘引は壁面など広いスペースにしましょう

つるグランメール ジェニーはつる性です

花つきはよいが花もちはよくない。花枝が長く鑑賞に適する

つるグランメール ジェニーの花形は半剣弁高芯咲きです

葉は厚みがあり濃緑色の照り葉

  • 作出国:フランス
  • 作出年:1958年
  • 作出者:Francis Meilland
  • 系統:「Cl HT」 クライミング・ハイブリッドティー
  • 交配親:HT種 Grand’mère Jenny の枝変わり
  • 咲き方:返り咲き
  • 花形:半剣弁高芯咲き
  • 花径:大輪(13cm・17~35枚)
  • 香り:中香
  • 樹形:つる性
  • 伸長:400cm
  • 撮影:神代植物公園 2015年10月

つる グランメール ジェニーは爽やかなティー香がある

バラ園の風景:秋の神代植物園

神代植物園・バラ園の風景

園芸メモ・栽培用語:畝⇒花壇や畑などの中に、植物を育てるために土を一段高く帯状に盛り上げたもの。土を盛り上げることにより、水はけがよくなる効果がある。

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