アニス-anise は、アニスは古代よりエジプトやギリシャなど地中海沿岸で栽培されていました。古代エジプトでは、ミイラを作る際に主要な防腐剤として使われていました。

アニスはセリ科ミツバグサ属のハーブ

利尿、去痰などの薬用にも利用されてきた

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  • 分類:セリ科ミツバグサ属 / 原産地:地中海東部
  • 学名:Pimpinella anisum
  • 別名:あにす
  • 1年草・半耐寒性 / 草丈:30~50cm
  • 開花期:4~6月 / 用途:地植え、鉢植えともに可能
  • 近縁種
  • セリ科・ミツバグサ属=Pimpinella属=アニス属
  • モクレン科シキミ属の八角(スターアニス)は、香りがアニスシードと似ているので代用品として使われていましたが(安価なため)、科・属ともに異なり近縁種ではありません。
  • 特徴
  • 古代エジプトの時代から薬草やスパイスとして扱われた歴史の古い食材です。生の葉を、お酒やお酢、オイルに入れて香り付けにしたりすりつぶしてカレー粉にまぜたり、ケーキ、パン、クッキーの生地にも混ぜ込んで使います。

アニスの原産地は地中海沿岸です

  • 適応
  • から咳、百日咳、気管支炎、気管支喘息、消化管機能不全、駆風、疝痛、乳分泌不足、生理不順、更年期障害、女性ホルモン調整
  • 【外用】シラミ駆除、乾癬
  • 料理・飲み物で楽しむ
  • 乾燥させた実を利用→パンやクッキー、ビスケットに粉末を練りこむ、スープやピクルス、カレーなどには砕いて香味づけに、その他、リキュール、キャンディ、薬にも香料として使われます。
  • 中国のミックススパイスで五香粉(ウーシャンフェン)に混ぜられているのは、トウシキミの実(八角・スターアニス)やフェンネル(茴香・ウィキョウ)です。

アニスは消化を促進し腸内ガスを減らす

  • 用土
  • 水はけがよく、アルカリ性の肥沃な土を好みます。
  • 地植えの場合は種まきの2週間ほど前に1㎡当たり100~150gの苦土石灰を散布して、20~30cmほどの深さまでよく耕して混ぜ込んでおきましょう。
  • 鉢植えの場合は、腐葉土3:赤玉土7の割合で混ぜ合わせた土を使いましょう。
  • 肥料
  • 地植えの場合は、元肥として1㎡当たり3kgほどの堆肥を、よく耕して混ぜ込んでおきましょう。
  • 鉢植えの場合はひと握りの緩効性化成肥料を混ぜておくとよいでしょう。

アニスは古代エジプト時代には防腐剤として利用されていた

  • タネまきで増やす
  • 3~5月・9~10月が適期です。
  • 収穫した種子を使って、新たに苗を育てることが出来ますが、同じ土壌で栽培すると生育が悪かったり、病気になりやすいので、毎年新しい用土にタネまきしましょう。
  • 種子は1か所に4~5個ずつを20~30cm間隔で点まきし、薄く覆土を行います。10日から2週間ほどで発芽するので、生育の悪いものを間引きながら育苗し、最終的に1か所につきひとつの苗に絞り込みます。
  • 間引き作業では、隣り合う株の根を傷めないよう要注意です。無理に引き抜かず、はさみで根際から切り取るとよいでしょう。
  • 春まきの株は十分生長しきらないうちに開花します。だから種子のつきが悪くなりがちなので、よいシードを豊富に収穫したい場合は、秋まき栽培がおすすめです。
  • 植え替え
  • 植え替えを嫌うので、種子から苗を育てる場合は生育の悪いものを、間引きしながら育苗して、最後に1つの苗に絞りこんでそのまま定植します。
  • 間引き作業をする時に、隣接する株の根を傷めないように、無理に引き抜かないでハサミで根際から切り取るとよいでしょう。

アニスは薬草やスパイスとして利用された

  • 水やり
  • 土の表面が乾いたら、たっぷりと水を与えます。とくに、3月以降の生長期には水切れを起こさないように要注意です。
  • タネ蒔きから発芽までは、土の表面が乾かないように水分を補いましょう。
  • 手入れ
  • 梅雨の時期は、雨で株が倒れやすくなるので要注意。株元を土寄せしたり、支柱を立てるなどの対策が必要です。
  • 病気→うどん粉病 梅雨時など湿度の高い時期に、葉の表面や茎が白く粉を吹いたようになるウドンコ病の被害個所を摘み取って処分すると同時に、トリフミン、サプロールなどの水和剤を散布して病気の蔓延を防ぎます。ただし、同じ薬剤を続けて使用すると、抵抗力がつき効果が薄れるので注意しましょう。
  • 害虫→アブラムシ:5~9月はアブラムシ発生のピーク。発見したらただちに、歯ブラシでこすり落とし1週間に1度の割合で2~3回、オルトランをサンプしましょう。アオムシ:5~6月、アオムシが発生し、葉を食害して穴を開けることがあります。見つけしだい捕殺するとともに、マラソン乳剤や除虫菊乳剤を散布して駆除します。

種子から抽出されるアニス油を医療品や化粧品に利用

  • 収穫
  • 春まき、秋まきとも、薄茶色に色づき始める7~8月に種子を花茎ごと刈り取って束ね、通気性のある袋をかぶせたうえで、風通しのよい日陰で乾燥させてから収穫します。
  • 葉は4~5月に随時収穫が可能です。
  • 開花時期は、春まきが5月中旬~7月中旬、秋まきが9月上旬~10中旬。ただし、春まきの株は十分生長しきらないうちに開花するため、種子のつきが悪くなりがちなので、よいシードを豊富に収穫したい場合は、秋まき栽培がおすすめです。
  • 日当たり
  • 日当たりと風通しのよい場所を好みます。
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