つる桜霞-Sakuragasumi, Climbing は、フロリバンダ種桜霞の枝変わり品種です。可愛らしい小輪の花を次々と咲かせる、和風テイストのバラです。淡いピンク色から桃色までの、花色が多彩に変化します。花つき、花もちがよく春の開花後も晩秋までバラパラと気ままに開花します。

小型のアーチやトレリスに誘引すると映える

つる桜霞は小輪の花を次々と咲かせる

フェンス、アーチやトレリスなどに誘引します。樹勢が強く枝は3m位に伸長しても、まとまりがよくて、株全体を覆うように花をつける。
枝は堅くなり、花枝が短いので真っ直ぐに誘引してもバランスよくコンパクトな樹形になる。枝変わり前の性質、木立ち性に戻りやすい。
古株は長期間生き続けて、あまりシュートの更新をしない品種です。

  • 作出国:日本
  • 作出年:2001年
  • 作出者:鷲見繁 氏
  • 系統:[Cl F] クライミング・フロリバンダ
  • 交配親:桜霞の枝変わり
  • 咲き方:四季~返り咲き
  • 花形:半剣弁平咲き
  • 花径:小輪(4cm・花弁数・9~16枚)
  • 香り:微香
  • 樹形:つる性
  • 伸長:300cm
  • 撮影:神代植物公園 2015年10月

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今日のバラ タイトル

つる桜霞

冬の時期に大苗を植えましょう

バラ苗はノイバラなどの台木に、接ぎ木をして作られます。接ぎ木から数ヵ月後、5月の連休前後に花やツボミつきで売られのが新苗です。そして、接ぎ木から1年後の10月末から翌年2月頃に市場に出回るのが大苗です。
鉢植え苗は、大苗を鉢植えにして年間を通して売られています。

  • 用土:バラを元気に育てるには、根の健全な生育が必要です。
  • 水はけと、保水性のよい土壌で栽培することで、根が健全に生育して病害虫に対しても強いバラが育ちます。初めてバラを育てる方は、まずバラ用の培養土で栽培してみるのがよいでしょう。自分で配合する場合は、赤玉土(小粒)3:赤玉土(中粒):腐葉土2:牛フン堆肥2の割合で配合します。これが基本ですから、あとは品種や環境によって配合を変えてみましょう。
  • 肥料:腐葉土や牛糞などの堆肥は基本用土として、そして植物を生長させるために必要なチッ素・リン酸・カリとマグネシウムなどが肥料です。
  • 芽が萌えだしたら施すのが、追肥と呼びます。
  • 一番花が咲いた後に施すのがお礼肥、これには速効性の化成肥料を施します。(1株当たり50gが目安)頻度は化成肥料なら月1回、液体肥料なら月2回が目安です。
  • 有機肥料を寒肥として冬に施しますが、これらは分解が遅く冬を越した芽出しの頃に効かせるために12月下旬頃までに施しておきます。

半剣弁平咲きの小輪花

  • 水やり
  • 地植えの場合は、真夏日や乾燥が続くような特別な場合以外はまず必要ありません。
  • 鉢植えの場合は、表土が乾いたらタップリと水を施します。

つる桜霞の手入れは?

  • 薬剤散布⇒バラは病気や害虫の被害にあいやすい植物です。大切なのは、丈夫で健康に育てることで、病害の被害にあいにくい株に育てることです。
  • それでも、うどんこ病や黒星病、アブラムシはすぐに発生するので、4月から10月の生長期間中は、月間2~4回以上の薬剤散布は欠かせません。さらにハダニ対策も必要です。栽培する本数が少なければスプレー缶で、多数を栽培する場合は、農薬散布用の噴霧器が効率よく便利です。
  • 剪定⇒つるバラ以外は、芽が動き出す2月に行います。この時期の剪定は強めに、短く枝を切り詰めます。
  • ハイブリッドティで1/2~1/3に、それ以外の系統は2/3~1/2にします。
  • 誘引
  • つるバラは12月中旬から1月が誘引の時期です。古枝や細枝、不要な枝を切り取り、残る枝の先を約20cm切って、なるべく水平に誘引します。
  • 植え替え
  • 栄養の偏った古い土を、新鮮な土に交換して鉢の中で一杯に生長した根を整えるために行います。最初の鉢サイズは7号以上を選びましょう。植え替えの際には、鉢サイズを大きくする鉢増しをします。
  • 鉢底に底網を置き、大粒の軽石か赤玉土(大粒)を敷く。
  • 用土を鉢の中間まで入れる。
  • 鉢に株を入れて土を被せてから、10日後位に表土に有機肥料を置く。

つる桜霞

  • タネまき
  • バラは種と苗から育てることができるが、一般的には苗から育てます。園芸店などの市場に出回っている、新苗か大苗の2種類の中から選びます。
  • 収穫
  • 切り花用に収穫する:一定長・切り戻し収穫法などがある。収穫したら水揚げして、活け花として花瓶に挿したら花もちさせる栄養剤があります。
  • 種子の収穫:種苗専門店を除けば、家庭園芸で種子から育てるのは難しいので、苗を購入するのが確実です。
  • 日当たり
  • 十分に日当たりを確保できる場所に植えましょう。半日未満の日照しかない場所では、半日陰に強い品種を選ぶことで栽培可能な例もあります。
  • 2~3時間しか当たらないようであれば、鉢植えやプランター植えにして、移動させることで日照を確保しmしょう。

バラ園の風景:

クライミング・フロリバンダ系統のバラ