ハーブを訪ねて東京都薬用植物園へ行ってみた 植物園-ケシの栽培で有名|イパネマおやじ

前日より、この時期にハーブが開花しているのは何処だろうと、あれこれ考えて探してみたが昨年と同じ場所が最適だろうという結論に達しました。目的地は神奈川県か東京都内で、ハーブが展示又は栽培されている場所です。昨年も、ネットや関連本を見てあちらこちらと行ってみたのですが公園の中にポツンと、少数の株が植えられているだけで、目的とした”ハーブ園”ではなく、普通の公園と変わらなかったりでガッカリという経験も多くしました。やはり、他の公園と比べて多くの品種を栽培しているハーブ園は、薬科大学の植物園か今日訪れたような薬用植物を専門的に栽培している植物園ですね。

東京都薬用植物園の入り口正面

全国的にも珍しいケシが栽培されている植物園

  • そうして絞り込むと、数は少なくて4~5ヶ所でしょうね。ガイドブックなどを信じて行ってみると、期待を裏切られることがシバシバあるので、こればかりは行ってみないと分らない。・・・というのが正直な結論です。
  • この後も体験録としてアップしますので、たまにご覧になってください。まずは東京都薬用植物園からですが、残念ながら、開花までに約1ヶ月という状況です。あまり、花の画像がありませんがごらんください。

東京薬用植物園の風景

世界各地の貴重な薬草、毒草、ハーブなどを見ることができる

  • 東京都小平市にある都立の薬用植物園です。無料開放されていて、豊富な品種の草花や樹木が栽培されています。
  • 特に有名なのは麻薬の原料となるケシ等を栽培している「ケシ・アサ試験区」があります。香辛料や染料などに利用される様々なハーブ、漢方の処方に配合される生薬の原植物などの、一般の公園や植物園ではあまり見ることができない植物がたくさん栽培されています。

アンズはバラ科アンズ属です

アンズは落葉小高木

  • アンズ(杏)
  • 分類:バラ科アンズ属 和名:アンズ・杏 別名:アプリコット 
  • 学名:Prunus armeniaca 
  • 英名:apricot 
  • 特徴:中国が原産のアンズは、ヨーロッパ系と東アジア系に分けられます。国内で見られるのは東アジア系のもので、花が白色か淡い紅色で、葉が開く前に開花します。
  • 実は熟すると果皮、果肉の色が橙黄色になる。味は甘みが少なく酸味が強い。香りは弱い。

アカンサスの葉は光沢のある明緑色です

  • アカンサス
  • 分類:キツネノゴマ科アカンサス属 和名:ハアザミ 別名:アカンサス 
  • 学名:Acanthus mollis 
  • 英名:acanthus 
  • 特徴:アカンサス(ハアザミ)は、多年草草本で流通上でもアカンサスの呼び方が親しまれている。葉の長さ50cm以上、縁は大型の鋸歯になる。草丈は100cmを越える。
  • 横に張るので公園などの広い場所に適する、花はジギタリスに似ている。ギリシャ建築のコリント様式の、円頭形式が広く知られている。渡来したのは、明治末期です。

アルファルファ(ムラサキウマゴヤシ)

アルファルファ(ムラサキウマゴヤシ)はマメ科ウマゴヤシ属

  • アルファルファ(ムラサキウマゴヤシ)
  • 分類:マメ科ウマゴヤシ属 和名:ムラサキウマゴヤシ 
  • 学名:Medicago sativa L 
  • 英名:alfalfa 
  • 特徴:マメ科の多年草で草丈100cmほどになる。花色は名前にもなっているとおり紫色で、葉は小さめの倒被針形、果実は渦巻き状に巻く。
  • 日常より料理に用いられる”もやし”ですが最近は形状が細いアルファルファのもやしが、”糸もやし”として人気があります。日本への渡来は、明治期だといわれています。

チリメンナガボソウ

  • チリメンナガボソウ
  • 分類:クマツヅラ科ナガボソウ属 漢字表記:縮緬長穂草 
  • 学名:Stachytarpheta dichotoma 
  • 英名:Blue snakeweed 
  • 特徴:国内の荒地や道端に広く分布している帰化植物です。草丈70~120cm、茎は基部でよく分岐して四角形で節があり紫色を帯びる。
  • 本来は、熱帯アメリカ原産種だが現在は世界各地の、熱帯・亜熱帯地域で帰化している。日本でも明治時代以来、小笠原諸島や南西諸島でも帰化しています。

東京都薬用植物園の整備された畑です

東京都薬用植物園の藤棚も葉だけが茂っていた

東京都薬用植物園の場所とアクセス

  • 名称:東京都薬用植物園
  • 住所:東京都小平市中島町21ー1
  • 開園時間:4月から9月⇒9時~16時30分 ・10月から3月⇒9時~16時
  • 休園日:月曜日、祝日の場合は、その翌日が休園日 ・年末年始
  • 入園料:無料

  • アクセス
  • 西武拝島線・東大和駅下車 徒歩2分
  • バス⇒JR立川駅前・バスロータリー8番乗り場、都立薬用植物園前下車 バス停の前